Windows Phoneのアプリの動作遷移に関しては、以前エントリで紹介しました。
今回は、Windows PhoneアプリのActivatedイベントとDeactivatedイベントの間で発生するメソッドを整理したいと思います。overrideしておくと、ページ遷移の時に必ずコールされるようになるメソッドがあります。それが以下の3つのメソッドです。
- OnNavigatedFromメソッド
このメソッドは、起動しているアプリケーションからDeactivatedイベントが発行される間に行われます。 - OnNavigatingFromメソッド
このメソッドは、OnNavigatedFromメソッドよりも前に行われるメソッドです。 - OnNavigatedToメソッド
このメソッドはOnNavigatedFromとは逆で、他のアプリケーションから自分のアプリケーションが戻るときのActivatedイベントが発行される間に行われます。
これらのメソッドの使い所としては、主にテンポラリ等のデータの保存処理と保存したデータの読み出し処理が多くなるかと思います。Windows Phoneアプリは、基本的に意図的に保存処理を記述しない限りデータや設定は保存されない仕組みです。そのため、Windowsボタンでホームに戻ったり、別のアプリケーションに遷移した場合は、アプリケーションがアクティブになったときに設定が保存されていないと、初期状態に戻ったりします。
それを防ぐために上記メソッド内で保存が必要な設定等の保存/読み出し処理を記述しておく必要があります。
イメージの制御で意外にこれで躓いたりしましたので、参考になればと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿